【HIOKI(日置電機) 3244-60 カードハイテスタ】
こんにちは、管理人のomoroyaです。
管理人が買ってよかったと考える計測器のご紹介です。
Arduinoなど電子工作をして遊ぶ場合、電圧測ったり、抵抗測ったりとテスターが必須です。
管理人、普通のごついテスターも持っています。
しかし、手軽に測るには何気にごついのが邪魔だったりします。
管理人が使える作業スペースは広くないのです・・・。
そのため、電子工作をしているときのメインテスターは「HIOKI(日置電機) 3244-60」を使っています。
カードタイプの携帯できるテスターです。
HIOKIは有名なメーカーのため、すでに持っているかたも多いと思います。
携帯性が良く、邪魔にもならず。
何よりも便利なのがオートレンジ機能。
自動的に最適レンジに設定されます。
このオートレンジ機能になれると、測定レンジを設定する必要があるテスターを使うのが面倒になります。
ちょっと、電圧を知りたい。抵抗値を知りたいなどなど。
そんな、ちょっとした測定にごついテスタを出すまでもないときにポケット型、カード型のテスタが邪魔にならず良いです、ということです。
HIOKI、お値段も他のメーカーに比べると多少高いと感じるかもしれませんが携帯用に1台あると何かと便利です。
はじめに
テスターといいましても、アナログとデジタルがあります。
HIOKI 3244-60は名前の通りデジタルテスターです。
管理人、テスターを見かけることもよくあります。
しかし、最近アナログテスターを見かけることがあまりありません。
アナログの針が動くのが好きとかでもない限り、デジタルテスターを使うということなのでしょう。
また、アナログの目盛りを読むのは年とともにつらくなる。
さらに、人によって読み取る数値は異なるということもあります。
新たに購入する場合、アナログを選択することはないです。
HIOKI 3244-60 カードハイテスタ 特徴
こちらが管理人が普段パパッと測定したい時に使用しているHIOKIのテスタ。
■特徴
- プローブ先端長15mm、金メッキ
- 重さ:60g、厚さ9.5mmで携帯性抜群
胸ポケットに入るカードサイズ - フルオートレンジ
直流電圧、交流電圧、抵抗測定時、自動的に最適レンジに設定 - オートパワーセーブ
最終操作時点から約30分で自動的にパワーセーブ状態 - 保証3年
国産で何かあっても安心です。 - 測定カテゴリ CATⅢ (300V)、CATⅡ(600V)に適合
測定カテゴリ | 概要 |
---|---|
CATⅠ | 一般電気 |
CATⅡ | 負荷に接続される単相コンセント |
CATⅢ | 単相の商業用照明を含む3相配電 |
CATⅣ | 電気接続、屋外送電線における3相 |
家庭などで個人で使うには十分過ぎるテスターです。
HIOKI 3244-60 カードハイテスタ 仕様
こちらが、詳細仕様となります。
個人で電子回路を作って遊んでいる分には、使用に際して気にするところがない製品仕様となっています。
項目 | 内容 |
---|---|
直流電圧レンジ | 419.9 mV〜500 V, 5レンジ, 基本確度: ±0.7 % rdg. ±4 dgt. |
交流電圧レンジ | 4.199 V〜500 V, 4レンジ, 基本確度 50 – 500 Hz : ±2.3 % rdg. ±8 dgt. (平均値整流) |
抵抗レンジ | 419.9 Ω〜41.99 MΩ, 6レンジ, 基本確度: ±2.0 % rdg. ±4 dgt. |
導通ブザー | しきい値 50 Ω ±40 Ω, ダイオードチェックは不可 |
オートパワーセーブ | あり (キャンセル可能) |
表示 | デジタル/LCD, max. 4199 dgt. |
サンプルレート | 2.5回/s |
電源 | コイン形リチウム電池 (CR2032) ×1, 連続使用時間: 150 h |
寸法・質量 | 55W × 109H × 9.5D mm, 60 g |
付属品 | 取扱説明書 ×1, 携帯用ケース ×1, モニタ電池 (本体内蔵) ×1, キャップ (赤/黒 各1) |
HIOKI 3244-60 カードハイテスタ メリット
管理人が使っていてメリットと考える点。
■携帯性抜群
ちょっと、測りたいというときに携帯しておくことができます。
■オートレンジ機能
直流電圧、交流電圧、抵抗測定時、自動的に最適レンジに設定。
オートレンジに慣れると、自分で設定するテスタには戻れません。
■シンプル
ポケットタイプ、カードタイプのテスタはシンプルなものが多いです。
必要最低限の機能だけにしぼられているため、ちょっと測定に向いています。
選択できる項目は4つのみとなります。
HIOKI 3244-60 カードハイテスタ デメリット
管理人が使っていてデメリットと考える点。
■テスタリードが交換できない
テスターリードが、交換できません。
大型のテスタであれば、テスターリードを自分が使いやすいものに交換することがすぐにできます。
ブレッドボードに挿すことはできません・・・。
といっても、ブレッドボードに挿す方法はあります。
ブレットボードに挿す方法に関しては、下記にて紹介。
■電流測定不可
電流が測定できません。
電流を測定したい場合は、別テスタがもう一台必要になります。
■値段が少々高い
海外製の簡易的な小型テスターと比べると、確実に高いです。
管理人は、簡易測定用として利用しています。
本格的に測定したい場合は、大型のごついテスターを使います。
まとめ
HIOKI(日置電機) 3244-60 カードハイテスタのご紹介はここまで。
3244-60はデジタル式のカードタイプテスター。
厚さも9.5mmしかなく、胸ポケットに収まる携帯性の良いテスターです。
交流、直流、抵抗、導通テストと必要な基本機能は揃っています。
簡易的にパパッと測定したいという場合にピッタリです。
海外製の安価な小型テスターに比べると、多少値段が高いという欠点はあります。
MADE IN JAPANでHIOKI製の品質と考えればというお値段です。
1台手元に置いておく価値はあるかなと管理人は考えます。
最後に
疑問点、質問などありましたら気軽にコメントください。
この電子部品の解説をしてほしい!などなどなんでもOKです。
リンク切れ、間違いなどあればコメントいただけると助かります。
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